女性の病気

日本の健康保険では、病気や怪我で医療機関にかかったときなど、医療費の負担を和らげるための制度があります。この医療費の負担を和らげたり、医療サービスを受けることができる制度を「保険給付」と言います。ここでは、どんなときにどのような保険給付があるのかをご紹介します。

※健康保険には、会社の独自の組合である「健康保険組合」、組合がない会社員が加入している「全国健康保険協会」、会社員以外の人が加入し市区町村が運営する「国民健康保険」の3種類があります。
また、「被保険者」は保険料を払い、保険給付を受ける人、「被扶養者」は被保険者と同一の世帯で、被保険者の収入で生計を維持している人を指します。

病気や怪我をしたとき

病気や怪我

療養の給付
被保険者
家族療養費
被扶養者

病気や怪我で保険医療機関にかかったとき、保険証を提示し、一部負担金を支払うことにより、診察・処置・投薬などの治療を受けることができる制度です。

下記の場合は給付を受けられません。

  • 人間ドックや予防接種、正常な妊娠・出産、歯列矯正などの保険診療に当たらない診療
  • 業務上の病気や怪我(労災保険となる)

入院中の食事

入院時食事療養費
被保険者
家族療養費
被保険者

入院した医療機関で食事が出たとき、自己負担額を超える食費を加入の医療保険が負担してくれる制度です。

1食につき決められた額を負担します。

65歳以上の入院

入院時生活療養費
被保険者
家族療養費
被扶養者

65歳以上の人が療養病床に入院したとき、自己負担額を超える食費と居住費を加入の医療保険が負担してくれる制度です。

1日・1食につき、決められた額を負担しますので、特別個室料などの差額は被保険者負担になります。

自由診療

保険外併用療養費
被保険者
家族療養費
被扶養者

保険診療と自由診療が一緒になった診療を受けるとき、一部の診療の場合に限り、保険診療部分の自己負担額を超える医療費を加入の医療保険が負担してくれる制度です。

健康保険では、保険が適用されない自由診療を受けると、医療費の全額が自己負担となります。しかし、自由診療でも、一定の条件を満たした「評価療養」と「選定療養」であれば、保険診療部分については給付が行われます。

訪問看護

訪問看護療養費
被保険者
家族訪問看護療養費
被扶養者

訪問看護を受けたとき、自己負担額を超える療養費を加入の医療保険が負担してくれる制度です。

介護保険からも給付を受けられるときは、原則として介護保険が優先されます。

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健康保険証を提示しなかったとき

療養費
被保険者
家族療養費
被扶養者

緊急時に健康保険証を提示せずに保険医療機関にかかり、医療費全額を払ったとき、自己負担額を超える医療費を加入の医療保険が払い戻ししてくれる制度(海外の場合は日本で診療したときの保険給付額に換算されます)です。

支給期間
申請してから2~3ヶ月後に申請された口座に振り込まれます。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。※海外への送金はありません
必要なもの
(1)保険証、(2)印鑑(朱肉を使用するもの)、(3)診療内容明細書、(4)領収書、(5)振込先銀行の預金通帳もしくは口座番号などの控え
申請先
入っている健康保険によって違います。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。

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医療費が高額のとき

高額療養費
被保険者・被扶養者

1ヶ月間に医療機関に支払った額が限度額を超えたとき、限度額を超える医療費を加入の医療保険が負担してくれる制度です。

支給期間
申請してから3~4ヶ月後に申請された口座に振り込まれます。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。
必要なもの
(1)保険証、(2)印鑑(朱肉を使用するもの)、(3)高額療養費支給申請書、(4)領収書、(5)振込先銀行の預金通帳もしくは口座番号などの控え
申請先
入っている健康保険によって違います。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。
高額介護合算療養費
被保険者・被扶養者

1年間に医療機関や介護サービスに支払った額が限度額を超えたとき、限度額を超える費用を加入の医療保険が負担してくれる制度です。

支給期間
申請してから2~3ヶ月後に申請された口座に振り込まれます。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。
必要なもの
(1)保険証、(2)印鑑(朱肉を使用するもの)、(3)介護保険被保険者証、(4)高額医療合算介護サービス費支給申請書、(5)自己負担額証明書、(6)振込先銀行の預金通帳もしくは口座番号などの控え
申請先
入っている健康保険によって違います。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。
限度額適用認定証
被保険者・被扶養者

医療費が高額になりそうなとき、「限度額適用認定証」を保険証と一緒に提示することで、1ヶ月の支払い金額が限度額までとなる制度です。

支給期間
申請してから1週間程度かかる場合もあります。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。
必要なもの
(1)保険証、(2)印鑑(朱肉を使用するもの)、(3)限度額適用認定証の申請書
申請先
入っている健康保険によって違います。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。

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緊急時などに移送されたとき

移送費
被保険者
家族移送費
被扶養者

病気や怪我で移動が困難な人が、緊急時に移送されたとき、最も経済的な移送費を加入の医療保険が負担してくれる制度です。

支給期間
申請してから2~3ヶ月後に申請された口座に振り込まれます。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。
必要なもの
(1)保険証、(2)印鑑(朱肉を使用するもの)、(3)銀行の預金通帳又は口座番号などの控え、(4)移送を必要とする医師の意見書、(5)移送にかかった費用の領収書 (移送区間・距離のわかるもの)
申請先
入っている健康保険によって違います。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。

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療養のために会社を休んだとき

傷病手当金
被保険者

※国民健康保険ではこの制度はありません

療養のために4日以上会社を休み、給料が出ないとき、給料の一部の費用を加入の医療保険が支給してくれる制度です。

支給期間
申請してから1~2ヶ月後に申請された口座に振り込まれます。また、療養が長期にわたる場合は、1ヶ月毎など一定の期間に区切って申請します。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。
必要なもの
(1)印鑑(朱肉を使用するもの、(2)傷病手当金請求書、(3)会社の証明書、(4)医師の証明書、(5)出勤簿、(6)賃金台帳
申請先
入っている健康保険によって違います。詳細は入っている健康保険の窓口にお問い合わせください。